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Our Lady of Akita
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ローマが選んだ全世界の10の聖母巡礼地(ルルド/フランス、バンヌー/ベルギー、チェストホーヴァ/ポーランド、ナザレ/イスラエル、ナイロビ/ケニア、ワシントンD.C./アメリカ、アパレシダ/ブラジル、ルハン/アルゼンチン、ヴァランカニ/インド、秋田/日本)を結び、10月12日から13日にかけて行われた「聖母マリアとともに過ごす祈りの夜」に参加するため、秋田の聖体奉仕会をお邪魔して来ました。12日の夕方に現地に入り、13日の朝には帰京するという0泊2日の強行軍でした!!

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祈りのプログラムは23:00からでしたが、19:00過ぎには修道院の方へ。聖体奉仕会を訪れるのは、十数年ぶりかな。現地では、懐かしい面々との再会も。また、驚くほどたくさんのヴェトナムの方々、フィリピンの方々もいらっしゃっていました。事前に聞いていたところでは、全参加者数は800名強だとか。また、駐日教皇大使のジョゼフ・ チェノットゥ師も参列されました。(お御堂内は写真撮影禁止なので、玄関外から撮りました w)

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久しぶりにお会いする秋田の聖母のご像。ご像自体から非常に大きなオーラが出ているように感じ、決して大きなご像ではないのに、聖堂の中でも存在感が一際目立ていました。

our lady of akita

23:00から、各国の言葉(日本語、ヴェトナム語、韓国語、タガログ語&英語)による聖体礼拝。その後、日本時間の1:00より、ローマを中心に10の聖母巡礼地を結ぶロザリオの祈りが同時中継されました。最初に、ファティマから運ばれた聖母像が会場となるSantuario della Madonna del Divino Amore(神の愛の聖母教会)へ行列する中、10各国を代表する国旗が先導しましたが、日の丸が大きくモニターに映ると、お御堂では大歓声!特に海外の方々が日本人以上に歓喜してくださっていたのが嬉しかったですね!!

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その後、司会者が各地を紹介し、パパ様からのビデオメッセージが流れました。その中でパパ様の口からしっかりと「akita」という単語が発せられたときは、本当に感無量でした。

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日本はアメリカと一緒に、喜びの玄義の第4玄義を担当。新潟教区の菊地司教様がPater Nosterを唱えられ、選ばれた5名がAve Mariaを秋田の聖母像に向かって祈りました。非常に長丁場だったにも関わらず、それほど時間の長さを感じなかったのは、本当に不思議です。

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全世界を結ぶロザリオの後は、お御堂内でインターナショナルミサ。メインの司式者は菊地司教様。教皇大使のチェノットゥ大司教と他の神父様方(15名くらいいらっしゃったでしょうか)も共にミサを捧げられました。ミサが終わると、チェノットゥ大司教や聖体奉仕会のシスター小川から参加者へのご挨拶があり、無事にプログラムも終了。そうそう、聖堂を造られた宮大工の方もいらっしゃっていました。


ミサが終わる頃には、空も白み、天から恵みを注ぐかのような朝日の光がなんとも神々しく美しかったです。ミサの終わりには、少し不思議な体験もしました。


our lady of akita

ローマによって10の聖母巡礼地のひとつに選ばれたこと、教皇大使が参列なさったこと、また、パパ様ご自身の口から「akita」と言われたことを考えれば、秋田の聖母は教会が認めたことを再認識させるのに十分だと思います。聖母出現は信仰に必須なものではないので、信じるも信じないも自由ですが、これまで日本の教会は秋田についてネガティブだったように思います。必要以上に称賛することもなければ、必要以上に卑下することもないはず。ただ、天がこれほど大きな恵みを、カトリック国でもないこの国に与えられたことに、感謝すべきなのではないでしょうか。

 



 
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